株式会社 森永生科学研究所
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測定原理、操作手順

測定原理

<一次反応> 検体中のマウスインスリンが、プレート上の固相化抗マウスインスリン抗体と結合し、固相化抗マウスインスリン抗体−マウスインスリンの複合体を形成する。
<二次反応> 酵素標識抗マウスインスリン抗体が複合体上のマウスインスリンに結合する。
<酵素反応> 酵素基質溶液を加えると、プレート上の複合体に結合した酵素により呈色する。
得られた吸光度に対応するマウスインスリン濃度を標準曲線から算出する。

操作手順 [検体を5μLで測定する場合]

測定準備 標準曲線用インスリン溶液、および検体を用意
 
一次反応 1)検体希釈液を95 μL/ウェルで分注
2)あらかじめ用意した標準曲線用インスリン溶液または検体を5μL/ウェルで添加
3)4℃で2時間静置して反応
 
洗浄 300 μL/ウェルの洗浄液で5回洗浄
 
二次反応 1)酵素標識抗インスリン抗体溶液を100 μL/ウェルで分注
2)常温で30分間静置して反応
 
洗浄 300μL/ウェルの洗浄液で7回洗浄
 
酵素反応 1)酵素基質溶液を100μL/ウェルで分注
2)遮光下常温で40分間静置して反応
 
反応停止 反応停止液を100μL/ウェルで添加
 
吸光度測定 プレートリーダーで各ウェルの吸光度を測定し、検体中のマウスインスリン濃度を求める
吸光度は、反応停止後30分以内に測定してください。

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