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超高感度ラットインスリン測定キット

超高感度ラットインスリン
測定キット

ラットインスリンを定量的に測定するためのサンドイッチELISA法のキットです。血清・血漿、細胞培養上清、細胞抽出液中のインスリン濃度を、5 μLの検体で測定できます。低濃度域から高濃度域まで高い再現性を示し、安定した結果が得られます。

特長

 
  • 低濃度域から高濃度域まで高い再現性
  • 0.1~6.4 ng/mL(検体量5 μL時)のインスリンが測定可能
  • 検体として血清・血漿、細胞培養上清、細胞抽出液など幅広く使用可能
  • 特別な施設・設備等を必要とせず、通常の実験室で測定が可能
  • 反応時間は、2時間(4 ℃)+30分(常温)+40分(常温)

キットの精度

同時再現性試験 C.V.=10%未満
日差再現性試験 C.V.=10%未満
ロット間差再現性試験 C.V.=10%未満

キットの構成

※左右にフリックしてご覧いただけます。
品名 容量 数量
抗体固相化プレート 8ウェル×6本 2パック
凍結乾燥ラットインスリン標準品 2.56 ng 1本
酵素標識抗ラットインスリン抗体原液 8 mL 1本
酵素標識抗体希釈液 4 mL 1本
酵素基質溶液(TMB溶液) 13 mL 1本
反応停止液(1 N硫酸) 13 mL 1本
検体希釈液 30 mL 1本
20倍濃縮洗浄液 (1000 mL用) 50 mL 1本
プレート用フレーム 1個
プレート用ふた 1枚

その他必要な器具

マイクロピペット 5 μL~1000 μLの範囲が必要です。
メスシリンダー(1,000 mL) 洗浄液の調製に使用します。
ポリプロピレン製チューブ(1.5 mL) 標準曲線用インスリン溶液の調製および検体の希釈に使用します。
プレートリーダー 単波長の場合:450 nm
2波長の場合:主波長 450 nm、副波長 610~650 nmで測定できるものが必要です。

操作手順 [検体を5 μLで測定する場合]

STEP 01

一次反応

  1. 検体希釈液を95 μL/ウェルで分注
  2. あらかじめ用意した標準曲線用インスリン溶液または検体を5 μL/ウェルで添加
  3. 4 ℃で2時間静置して反応
STEP 02

二次反応

  1. 酵素標識抗ラットインスリン抗体溶液を100 μL/ウェルで分注
  2. 常温で30分間静置して反応
STEP 03

酵素反応

  1. 酵素基質溶液を100 μL/ウェルで分注
  2. 遮光下常温で40分間静置して反応
STEP 04

反応停止

反応停止液を100 μL/ウェルで添加

STEP 05

吸光度測定

プレートリーダーで各ウェルの吸光度を測定し、検体中のラットインスリン濃度を求める
※吸光度は、反応停止後30分以内に測定してください。

※より詳しい手順は取扱説明書をご覧ください。

反応性

糖尿病関連タンパク質への反応性

※左右にフリックしてご覧いただけます。
物質名 測定濃度 反応性
C-ペプチド(マウスリコンビナント) 1 μg/mL 検出限界以下
膵臓ポリペプチド(ラット) 1 μg/mL 検出限界以下
グルカゴン(ブタ) 1 μg/mL 検出限界以下
IGF-I(ヒトリコンビナント) 1 μg/mL 検出限界以下
IGF-II(ヒトリコンビナント) 1 μg/mL 検出限界以下

他種インスリン反応性

本キットは、マウス、ウサギ、イヌ、ハムスター、ヒト、ウシ、ブタ由来のインスリンに交差することが分かっています。
・マウスインスリンを測定する際は、「超高感度マウスインスリン測定キット」のご使用をおすすめします。
・ウサギ、イヌ、ハムスター、ヒト、ウシ、ブタのインスリンを測定する際は、交差反応性を考えて測定値を補正する必要があります。
※他種インスリンに対する反応性はロットにより異なりますので、詳細については弊社までお問い合わせください。

取扱説明書・SDS

取扱説明書

SDS(製品安全データシート)

高インスリン濃度測定法における酵素標識抗マウス/ラットインスリン
抗体溶液の希釈倍率

下表にはLot番号の下2桁もしくは3桁の数字を表記しております。お手元のロット番号と照合してご覧ください。

価格表

※左右にフリックしてご覧いただけます。
  製品コード 有効期限 容量 希望小売 価格(税抜き)
超高感度ラットインスリン測定キット M1103 12ヶ月 1キット 65,000円

購入について

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