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マウス/ラットレプチン測定キット

マウス/ラットレプチン測定キット

マウスおよびラットレプチンを定量的に測定するためのサンドイッチELISA法のキットです。
検体として血清・血漿をご使用いただけます。高い再現性で安定した結果が得られます。

特長

 
  • マウス検体およびラット検体を一つのキットで測定可能
  • 微量の検体(5 μL以下)で測定可能
  • 二種類の測定法を使用可能
    【通常測定法】
    測定範囲:0.2~12.8 ng/mL(検体量5 μL時)
    反応時間:一晩(4 ℃)+3時間(4 ℃)+30分(常温)
    【短時間測定法】
    測定範囲:0.4~25.6 ng/mL(検体量5 μL時)
    反応時間:2時間+2時間+30分(全反応常温)
  • 検体として血清・血漿を使用可能
  • 特別な施設・設備等を必要とせず、通常の実験室で測定が可能

キットの精度

同時再現性試験 C.V.=10%未満
日差再現性試験 C.V.=10%未満
ロット間差再現性試験 C.V.=10%未満

キットの構成

※左右にフリックしてご覧いただけます。
品名 容量 数量
抗体固相化プレート 8ウェル×6本 2パック
凍結乾燥マウスレプチン標準品 2.56 ng 1本
凍結乾燥ラットレプチン標準品 2.56 ng 1本
検体希釈液 50 mL 1本
モルモット抗レプチン抗血清
 6 mL 1本
検体酵素標識モルモットIgG抗体原液 8.4 mL 1本
酵素標識抗体希釈液 3.6 mL 1本
酵素基質溶液(TMB溶液)
 13 mL 1本
反応停止液(1 N硫酸) 13 mL 1本
20倍濃縮洗浄液(1000 mL)
 50 mL 1本
プレート用フレーム 1個
プレート用フタ
 1枚

その他必要な器具

マイクロピペット 5 μL~1000 μLの範囲が必要です。
メスシリンダー(1,000 mL) 洗浄液の調製に使用します。
ポリプロピレン製チューブ(1.5 mL) 標準曲線用レプチン溶液の調製および検体の希釈に使用します。
プレートリーダー 単波長の場合:450 nm
2波長の場合:主波長 450 nm、副波長 610~650 nmで測定できるものが必要です。

操作手順(通常測定法) 

STEP 01

一次反応

  1. プレート用フレームに抗体固相化プレートをセット
  2. 300 μL/ウェルの洗浄液で2回洗浄
  3. 検体希釈液を45 μL/ウェルで分注
  4. モルモット抗レプチン抗血清を50 μL/ウェルで分注
  5. あらかじめ用意した標準曲線用レプチン溶液または検体を5 μL/ウェルで添加
  6. 4℃で一晩(16~20時間)静置して反応
STEP 02

二次反応

  1. 酵素標識抗モルモットIgG抗体溶液を100 μL/ウェルで分注
  2. 4℃で3時間静置して反応
STEP 03

酵素反応

  1. 酵素基質溶液を100 μL/ウェルで分注
  2. 遮光下常温で30分間静置して反応
STEP 04

反応停止

反応停止液を100 μL/ウェルで添加

STEP 05

吸光度測定

プレートリーダーで各ウェルの吸光度を測定し、検体中のレプチン濃度を求める
※吸光度は、反応停止後30分以内に測定してください。

※より詳しい手順は取扱説明書をご覧ください。


エライザ法のポイント

反応性

糖尿病関連タンパク質への反応性

※左右にフリックしてご覧いただけます。
物質名 測定濃度 反応性
インスリン(マウス) 1 μg/mL 検出限界以下
C-ペプチド(ラットリコンビナント) 1 μg/mL 検出限界以下
膵臓ポリペプチド(ラット) 1 μg/mL 検出限界以下
グルカゴン(ブタ) 1 μg/mL 検出限界以下
IGF-I(ヒトリコンビナント) 1 μg/mL 検出限界以下
IGF-II(ヒトリコンビナント) 1 μg/mL 検出限界以下

取扱説明書・SDS

取扱説明書

SDS(製品安全データシート)

短時間測定法

  • 通常法との相関性が高い
  • レプチン濃度が0.4~25.6 ng/mLの範囲で測定可能
  • 5 μL以下の微量な血清(血漿)で測定可能
  • 4時間30分で測定可能

操作手順(短時間測定法)

STEP 01

一次反応

  1. プレート用フレームに抗体固相化プレートをセット
  2. 洗浄液で各ウェルを2回洗浄
  3. 検体希釈液を45 μL/ウェルで分注
  4. モルモット抗レプチン抗血清を50 μL/ウェルで分注
  5. あらかじめ用意した標準曲線用レプチン溶液または検体を5 μL/ウェルで添加
  6. 常温で2時間静置して反応
STEP 02

二次反応

  1. 酵素標識抗モルモットIgG抗体溶液を100 μL/ウェルで分注
  2. 常温で2時間静置して反応
STEP 03

酵素反応

  1. 酵素基質溶液を100 μL/ウェルで分注
  2. 遮光下常温で30分間静置して反応
STEP 04

反応停止

反応停止液を100 μL/ウェルで添加

STEP 05

吸光度測定

プレートリーダーで各ウェルの吸光度を測定し、検体中のレプチン濃度を求める
※吸光度は、反応停止後30分以内に測定してください。

通常測定法との相関性

ラット、マウスとも r=0.998,0.999とよく相関しています。



※注意:この方法はあくまで参考データを得るものです。最終データは標準法で測定することをお勧め致します。

価格表

※左右にフリックしてご覧いただけます。
  製品コード 有効期限 容量 希望小売 価格(税抜き)
マウス/ラットレプチン測定キット M1305 9ヶ月 1キット 68,000円

購入について

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